「映画」に生きる -23ページ目

by 映画「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」

by 「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」


「好きな人を好きでいるために、その人とは離れていたいのさ」

映画「エド・ウッド」 ★★★★

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
エド・ウッド

映画「エド・ウッド」

アメリカ(1994)


監督:ティム・バートン

出演:ジョニー・デップ、マーティン・ランドー、サラ・ジェシカ・パーカー


 実在の映画監督で、“史上最低の監督”と謳われた、エドワード・D・ウッド・ジュニア--通称エド・ウッドの伝記的作品。50年代のハリウッド。スタジオの片隅で使い走りをしながら、映画監督になる日を夢見て働いていた映画青年エドは、ある日業界誌に載った性転換をした男性の物語の映画化を知り、矢も楯もたまらずそのプロデュサーのもとへ押しかけた。本物の服装倒錯者だったエドは、シナリオを3日間で書き上げ、ふとしたきっかけで知り合った往年のドラキュラ俳優、ベラ・ルゴシを出演させることを条件に資金を調達、その映画「グレンとグレンダ」で監督デビューを飾るが……。心から映画を愛し、夢を追い続け、そして史上最低の映画監督と謳われた男エド・ウッド。



僕が映画監督を本気で目指すきっかけになった映画であり

改めて映画が好きだなあと感じた作品


映画が好きで好きで好きで


史上最低の映画監督といわれても

映画を撮りつづける


それだけ映画を愛し、そんな彼を愛する人々




そこしれない「情熱」「信念」


心打たれる


映画に対する愛情は今も語りつがれる




劇中のセリフは

僕の映画監督への道を決定づけた!


「夢のためなら戦え!!他人の夢を撮ってどうなる?」





映画「八月のクリスマス」 ★★★★

キングレコード
八月のクリスマス

映画「八月のクリスマス」

韓国(1998)


監督:ホ・ジノ

出演:ハン・ソッキュ、シム・ウナ


 ソウルの市内で小さな写真館を経営しているジョンウォンは難病で余命わずかの独身青年。本人も家族も、残された日々を明るく過ごそうとするが、時折言いようのない哀しみに襲われる。そんなある日、ジョンウォンの店に交通警官のタリムが急ぎの現像を頼みにやって来た。それから毎日のように訪れるタリムと他愛のないおしゃべりを楽しむジョンウォン。ふたりは次第に心引かれていくが、思いを伝えぬままジョンウォンが入院する日がやってきた。



これこそ映画って感じで

日本も早く2時間ドラマ卒業してほしいです・・・



映像で語るとはまさにこのことで

全編にわたりセリフがほとんどない


にもかかわらず

映画の世界にぐいぐい引き込まれ


しんみりと物語に浸り

しんしんとがこぼれる



死期が迫ってきている主人公の姿を


いつもと変わりない日常生活

ただ淡々と映し出す



主人公の

まぎれもない真実であり


そのはいつまでも変わらない


上映時間だけでなく

そのあとも


ただせつなく

物語とともに心はある



なんて美しい映画なんだ☆


”いい映画”の代表作です!!

映画「スノーマン」 ★★★★

アニプレックス
スノーマン

映画「スノーマン」

イギリス(1982)短編アニメーション


監督:ダイアン・ジャクソン


 イギリスの絵本作家レイモンド・ブリッグスの原作を映像化したファンタジー・アニメーション。雪の降ったある日のこと。少年が1日がかりで作ったスノーマン(雪だるま)が真夜中に突然動きだし、少年と遊び始める。胴長短足のゆかいなスノーマンと少年の行動が幼い頃の思い出を思い起こしてくれたり、中盤に流れる主題歌の物悲しい歌声やラスト・シーンなど、子供よりは大人向けに作られたような作品で、クリスマス・イブに恋人同士で見るにはうってつけの1本。同原作者の「風が吹くとき」の主題歌を担当したデヴィッド・ボウイが本作を大変気に入り、案内役として登場するバージョンもある。



まさに絵本の中から飛び出してきたようなタッチ


やさしく温かく心を包んでくれる



それはひとときのを描くには最高の手段であり


ラストシーンでは

ひしひしと心に響く!!



耳に残るテーマ曲


観終わったあとも

ずっと頭のなかに、心の中で繰り返される


それはまるで

スノーマンとの出会いが終わりではなく


何度も繰り返されるかのように☆



映画「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」 ★★★★

東宝
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

映画「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」

日本(1984)長編アニメーション


監督:押井守


キュートな異星人・ラムと、超女好き高校生あたるが連日のように巻き込まれる、突拍子もない超常現象や奇妙な事件を描く、ハイパーテンションSFラブ・コメディの劇場用作品、第2弾。脚本・監督を、「攻殻機動隊」の押井守が務めた。本作品の特異な世界観やストーリーは、現在の押井守の世界の原形とも言われている。あたるの通う友引高校は、本番を明日にひかえて文化祭の準備に大わらわ。だが……翌日になってもやはりあたるたちは文化祭の準備をしていた。実は友引高校のみんなは同じ日を延々と繰り返していたのだ。事態に気付いた担任の温泉マークと養護教諭・サクラは原因を究明しようとみんなを下校させるが、無事帰り着けたのはあたるとラムだけ。みんなは何度帰ろうとしても、友引高校に戻ってきてしまう。その間にも異変は起こり続け、ついに財閥の御曹司・面堂終太郎が自家用ハリアーを持ち出して空から現状を確認する事態に。すると、なんとそこには友引町を甲羅に乗せて中空をさまよう、巨大な亀の姿が…!!




監督は日本アニメ界の巨匠

”押井守”監督


1作目では

原作に忠実に監督したのだけれど


この2作目では

押井守ワールド全開!!


おかげで原作者の”高橋留美子”

この作品を観て次回作から監督を降板させたくらいですから・・・



何をやったのかというと


”うる星やつら”の出来上がっている世界観



これをぶち壊したのだ!!


もちろんキャラクターは活かしたままで




一歩間違えれば大失敗に終わるような


”押井守”独特の価値観を盛り込み


且つ


原作のキャラクターを活かす



これほどまでの難題はないかもしれないが


それをやってしまったのだ!!



しかもキャラクターにいたっては


全員の見せ所に加えて

そのキャラクターの個性を最大限に引き伸ばしてしまっているのだ!!



これを傑作と呼ばずしてなんて呼ぶんだろうか??


もし


助けたカメに乗せられて竜宮城に行ったのが

浦島太郎だけではなく


村人全員だったら・・・・



時間と空間、そして現実と夢


全てにおいての価値観


交差させ



最後には


へとつながる


大傑作ファンタジー!!



最後の主人公のセリフは心にのこる


「好きな人を好きでいるために、その人とは離れていたいのさ」




映画「遠い空の向こうに」 ★★★★

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
遠い空の向こうに

映画「遠い空の向こうに」

アメリカ(1999)


監督:ジョー・ジョンストン

出演:ジェイク・ギレンホール、クリス・クーパー、ローラ・ダーン


 のちにNASAのロケット・エンジニアになったホーマー・ヒッカムの自伝を基に、「ジュマンジ」のジョー・ジョンストン監督がロケットへの夢に賭けた若者たちの挑戦を描いたドラマ。1957年10月、ソ連が人類初の人工衛星スプートニクの打ち上げに成功した。ウエスト・ヴァージニア州の炭坑の町コールウッドで、その美しい軌跡を見ていた青年ホーマーは、自らの手でロケットを打ち上げたいと思い、級友3人とともに本格的なロケットづくりにとりかかった。



この作品は実話である


ひとりの夢を持つ青年の物語



彼はスプートニクをみて


宇宙を夢見た



この物語は


夢を持つ全ての人


世界中の全ての人に”生きる”希望を与えてくれる



なぜ泣いたのかは覚えてないけど


とにかく抑えきれない感情


ただ零れ落ちた




それは


やさしく心を包み


晴れ晴れとした気持ちにさせる



ロケットは彼らのをのせ、明日へと飛び立つ☆



映画「スウィングガールズ」 ★

東宝

スウィングガールズ スタンダード・エディション


映画「スウィングガールズ」

日本(2004)


《公開時コピー》
ジャズやるべ♪


監督:矢口史靖

出演:上野樹里、平岡祐太、竹中直人


 「ウォーターボーイズ」で男子のシンクロナイズドスイミングを取り上げた矢口史靖監督が、今度は東北の高校を舞台に、ひょんなことからビッグバンドを組んでスウィング・ジャズの演奏にハマっていく女子高生たちを描いた青春音楽ドラマ。17人の落ちこぼれ高校生たちがジャズに触れ没頭していく姿を爽やかに綴る。主演は「チルソクの夏」の上野樹里。バンドのメンバー全員が4ヵ月にわたる猛特訓の末に、劇中で演奏される楽曲すべてを吹替えなしでこなした。
 東北地方のとある片田舎の高校。夏休みのある日、13人の落ちこぼれ女子生徒たちは教室で数学の補習を受けていた。その時、補習組の一人、鈴木友子が高校野球予選の応援に行ったブラスバンド部の仕出し弁当が遅れて届いたことに気づき、弁当運びを口実に13人はまんまと補習を抜け出すことに成功する。だが道中、弁当は長い時間炎天下に晒されてしまい、それを口にしたブラスバンドの生徒たちは、次々と腹痛を起こして入院する事態となった。唯一難を逃れた拓雄は、次の試合までに即席のブラスバンドをつくることにするが、集まったのは補習をサボるのが目的の友子たち13人と、ちょっと変わった女子3人だけだった。そこで拓雄は、17人でも演奏可能なビッグバンドジャズをやろうと思いつくのだが…。




これはやばいくらいおもしろくないね(笑)



感情のない演出で

まったく何もなんじない


ただ音楽がうまくなってるだけで

そこには


「達成感」というものがない



何も苦労努力もなく

バンドを初めた次の次のシーンとかでうまくなってる



おまえらいつ練習しとってん!?



こじつけの展開にするなら



女の子たちの演奏の練習をおった

ドキュメンタリー映画にした方が


断然よかったはず!!



ウォーター・ボーイズが当たったから

つくってみよう的なノリがみえみえですぞ!!




映画「Mr.インクレディブル」 ★★★

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
Mr.インクレディブル

映画「Mr.インクレディブル」

アメリカ(2004)長編アニメーション


監督:ブラッド・バード


 「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」「ファイディング・ニモ」など数々のメガ・ヒット作を世に送り出してきたピクサー&ディズニー共同による長編フルCGアニメの第6弾。ピクサー初の人間キャラクターを主人公に据え、引退したスーパー・ヒーローとその愛する家族が世界の命運をかけて立ち上がる姿をユーモラスかつハートフルに描く。監督は「アイアン・ジャイアント」のブラッド・バード。
 かつては世界の危機をいくつも救ってきたスーパー・ヒーローたちだったが、15年前にその桁外れの破壊力が問題視されて以来、スーパー・ヒーローとして活動することを禁じられていた。いまでは正体を隠し一般市民として暮らし、その大きな身体を持て余し気味のMr.インクレディブルもそんな元スーパー・ヒーローの一人。そして彼の愛する妻と3人の子どももスーパー・パワーの持ち主。彼らは普通の生活を送りながらも、それぞれに不満や悩みを抱えていた。一方その頃、巷では元ヒーローたちが次々と行方不明になる不穏な事件が続発していた。そんな中、インクレディブル一家にも陰謀の影が迫っていた…。




単純におもしろい!!


これは設定の勝利!!




かつて町を救い、活躍していたヒーロー達

そんなヒーロー達が訴えられ

ヒーローは姿をけす


今はなんら変わりのないサラリーマンとして生活している




その葛藤がたまらなくいい!!


過去の栄光現在の自分との距離に悩まされる



大切なのは家族である


だからスーパーパワーは使わずに普通の生活をしている


がまんしているのだ




でもラストでは変わる


大切なのは家族である


だからがまんせずにありのままの自分でいることをみつける




でも普通の生活をすることは変わらない



変わったのは


心である




どんな状況下でも


大切なのは



その状況をどう楽しむか??



どうしたらよくなるのかだ!!











映画「アイランド」 ★

ワーナー・ホーム・ビデオ
アイランド

映画「アイランド」

アメリカ(2005)


《公開時コピー》
生きのびろ、
地上でもっともピュアな魂。


監督:マイケル・ベイ

出演:ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン、ジャイモン・フンスー、スティーヴ・ブシェミ、マイケル・クラーク・ダンカン


 「パール・ハーバー」「アルマゲドン」のマイケル・ベイ監督が放つ近未来アクション巨編。快適な管理都市に暮らす一組の男女が、自分たちの置かれた恐るべき現実を知ってしまい、非情な運命に逆らい2人で逃亡するさまをスリリングに描く。主演は「トレインスポッティング」のユアン・マクレガーと「ロスト・イン・トランスレーション」のスカーレット・ヨハンソン。
 近未来。大気汚染から守られ、管理の行き届いた安全で快適なコミュニティで暮らすリンカーン。彼やその他の住人にとっての夢は、地上最後の楽園といわれる“アイランド”へ行くこと。そしてその抽選会が毎日のように行なわれていた。だがある日、リンカーンは換気口から入ってきた一匹の蛾を見て、ある疑念を抱く。やがて彼が独自に調査を進めるうち、自分たちは保険契約を結んだクライアントへ臓器を提供するために生かされているクローンで、“アイランド行き”の名の下に臓器を摘出される、という事実を知ってしまう…。




やはり”マイケル・ベイ”監督



毎回スケールのでかさが半端なく


想像以上ビジュアルをみせてくれる


さてさて新作はいかに・・・!?







はっきりいいます



これは21世紀はじまって以来の



大失敗作(笑)




オープニング


ん??


これはおもしろくなさそうだ(笑)





冒頭の白に統一された近未来のビジュアル


今までのベイ作品にはない


ベイの新境地がみれるのではないか・・・





と思いきや


物語の展開が無理やりすぎた(笑)






主人公が事実に気づく展開はもう最悪


映画では一番やってはいけないこと




気づくというか


ただ話してるだけやん


かなりお粗末




そこからはもう


ベイ暴走(笑)




これって

「バッドボーイズ3」??



もうとまらない



「アイランド」なんておかまいなし



高速道路で車を爆破!!


トレーラー粉砕!!


ヘリ木っ端微塵!!


ビル崩壊!!




はいおしまい(笑)



ベイにはこのプロットの映画は無理だ・・・




やるなら


もっとシンプルなストーリーじゃないと(-_-;)

映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」 ★☆

アミューズソフトエンタテインメント
モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版

映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」

イギリス/アメリカ(2003)


《公開時コピー》
遠い空の下、僕は世界がめざめる音を聞いた


監督:ウォルター・サレス

出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ロドリゴ・デ・ラ・セルナ、ミア・マエストロ



 のちに革命家としてその名を世界に轟かせることになるチェ・ゲバラが学生時代に行なった南米大陸縦断の旅を、彼が残した日記を基に映画化した青春ロード・ムービー。情熱的で正義心に溢れた青年が、親友と共に大自然を疾走し、様々な人々との出会いを通して人間的な成長を遂げる姿を活き活きと詩情豊かに綴る。主演は「天国の口、終りの楽園。」のガエル・ガルシア・ベルナル。監督は「セントラル・ステーション」のウォルター・サレス。なお本作でゲバラと旅を共にする友人アルベルト役を演じるロドリゴ・デ・ラ・セルナは、チェ・ゲバラとは“はとこ”の関係。
 1952年、アルゼンチンのブエノスアイレス。喘息持ちながら理想に燃え好奇心溢れる23歳の医学生エルネストは7歳年上の陽気な友人アルベルトと南米大陸探検の旅に出た。アルゼンチンからパタゴニアへ、そしてアンデス山脈を越えてチリの海岸線に沿って進み、最終的に南米大陸の北端ベネズエラのカラカスを目指す。アルベルト所有のおんぼろバイク“ポデローサ号”を移動手段に、わずかな所持金と貧弱な装備だけの彼らにとって、それはあまりにも無鉄砲な計画。当然のように彼らの行く手には様々な困難が待ち受けていたが…。




突然はじまるから

まったく意味不明



旅をしているという感覚がなく

ただたんたんと場面が切り替わる



そこに感情移入はなく

きんたろうあめムービー



違うようで同じ場面の繰り返し



うーん(゚-゚)

期待しすぎたのかな??


またいつかみよう☆