☆ひじきで賞
「ひじきで賞」は
それ、どうみたってひじきやん!!とつっこみたくなる
そんな場面をつくり出した方に
贈られるすばらしい賞です
さて、この栄えある「ひじきで賞」の受賞者は・・・
映画「マディソン郡の橋」 より
”クリント・イーストウッド” さんで~す☆
おめでとうございます!!
いや~~
ほんとにあの場面はすごかったですねえ
ほんとにひじきかと思っちゃいました(笑)
スローで再生してみても
ひじきにしか見えないですもんね
みごとなひじきっぷりでした
改めて
おめでとうございま~~す!!
映画「サウスパーク 無修正映画版」 ★★★★
- ワーナー・ホーム・ビデオ
- サウスパーク 無修正映画版
アメリカ(1999)長編アニメーション
監督:トレイ・パーカー、マット・ストーン
全米ケーブルテレビで史上最高の記録を打ち立て、アメリカ中を熱狂させたテレビアニメの映画版。小学生グループを主人公に、彼らの過激な言動をシニカルな笑いで包んでゆく。かわいい顔をした少年たちから発せられる、下品でアブないセリフに爆笑。コロラド州サウスパーク。スタン、カイル、ケニー、カートマンの小学生4人は、カナダのコメディ映画で覚えた下品なセリフを使いまくっていた。それに不安を覚えたPTAは、映画を製作したカナダを糾弾。アメリカ対カナダで全面戦争に突入する。
TVアニメを見たことがないが
この作品は傑作だと思う!!
アメリカでは
PTAが怒り、大問題になったらしいが
こういう作品だからこそ観せるべきだ!!
ストーリーにしろ
切りえアニメの技術にしろ
音楽の演出にしろ
全てにおいて異様なまでの完成度を誇る
監督2人の人間離れした抜群のセンスが世界を魅了し
サウスパークの世界へと
引っ張り込む!!
人間がしてるバカバカしいことを
ほんとうにバカバカしく作り、
子供がバカ騒ぎし、
バカみたいに笑う!!
この映画の存在自体が
究極のアメリカンジョークであり
最高の皮肉である
映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」 ★★★☆
- バンダイビジュアル
- 映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」
日本(2001)長編アニメーション
《公開時コピー》
未来はオラが守るぞ!
監督:原恵一
春日部に誕生した“20世紀博”。そこはひろしやみさえたちが育った70年代のテレビ番組や映画、そして暮らしなどを再現した懐かしい世界にひたれるテーマ・パークだった。大人たちは子供そっちのけで“20世紀博”に熱中していくが、しんちゃんたち“かすかべ防衛隊”の面々はそんな親の姿に呆れながらも心配そうな目をしていた。その夜、20世紀博から重要なお知らせがある事を思い出してTVを付けるとひろしたちは……。
しんちゃんで泣いてしまいました(笑)
人間の感じる一番の弱みをうまく利用した作品ですね☆
それは
「なつかしい」という想い
この気持ちって
とてつもないパワーを持っている
ひさしぶりに会った友人との高校時代の会話
「あのころは恋愛したり、夢にむかってて・・・」
「みんなで、集まっていろんなことしてたもんなあ・・・」
「なつかしいなあ・・・」
昔に住んでいた町にもどって
「ここって、まだやってたんやあ・・・」
「この道で、スキな人を待ってたなあ・・・」
「なつかしいなあ・・・」
当時の記憶が
鮮明に想いだされ
同時に当時の心さえも感じる
忘れちゃいけない想いでもあり
振り返っちゃいけない想いでもある
過去にしがみつくわけではないが
今この瞬間を生きるためには
その想いにずっと浸っていては進めない
この作品のテーマはそれだ!!
バカばっかりやってるアニメだからこそ
このテーマにやられた
今までのしんちゃんの枠を越えた
最高傑作だ☆
「なつかしい」という想いと戦ってみてください!!
映画「マディソン郡の橋」 ★★★
- ワーナー・ホーム・ビデオ
- マディソン郡の橋
アメリカ(1995)
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、メリル・ストリープ
社会に適さず、生活の大部分を旅の中で過ごし、世界中のどんな場所や人にも内面の孤独が満たされなかったキンケイドが、同じ種類の孤独を抱えているフランチェスカに出会い、お互いを知れば知るほど相手が自分達にとってどんなに希有な存在かを深く理解した上で、その4日間を胸に秘めたまま、一生を終えてゆく。
この作品は高校生のときに観ました
たぶん今までで一番泣いた映画です(笑)
産まれて初めて体験した「本当の愛」と
家族を守るという「責任」
この2つの間で揺れ動く
その決断を迫られたときの主人公の想いに
胸がはりさけそううになるくらい号泣してしまった
あのシーンのイーストウッドの雨に打たれた
ひじき頭は決して忘れられない
こんなに想いが伝わった作品は初めてで
どうしようもないほど
感情をえぐられたのを
今でもはっきり覚えている
確かなものなんて
どこにもなく
何を選んだとしても
その答えに責任を持つこと
そしてめいっぱいかみ締め、楽しむこと
死を迎えるときに
後悔しないように・・・
映画「死ぬまでにしたい10のこと」 ★★★
カナダ/スペイン(2003)
《公開時コピー》
彼女は23歳。あと2ヵ月の命。初めて「生きる」と決めた。
監督:イザベル・コヘット
出演:サラ・ポーリー
23歳のアンは、母親の家の裏庭にあるトレーラーハウスで失業中の夫と幼い2人の娘と暮らし、時間に追われる忙しい毎日を送っていた。だがある日、彼女は突然腹痛に襲われて病院に運ばれる。そして検査の結果、医師から余命2ヵ月の宣告を受ける。若さのせいでガンの進行が早く、すでに全身に転移してしまっていた。アンはこのことを誰にも打ち明けないと決意し、ノートに死ぬまでにしたいことを書き出していった。それはちょうど10項目になった。そしてその日から、彼女はその秘密のリストを一つずつ実行していくのだった…。
作品よりもテーマの方が大きすぎて
かすんでしまった感はあるが
透明感のある美しい映画
死への恐怖感や絶望感などは全く描かずに
死を目前にした
主人公からの「生」への”安らぎ”や”美”を視点に追求した作品
僕の死ぬまでにしたい10のこと
1、総合エンターテイメントのビルをつくり、日本の映画の環境を変える
2、映画を10000本以上観る
3、自伝をだし、大ヒット!!映画化される
4、愛する家族と一生涯、幸せに暮らす
5、生んでくれた両親に感謝する
6、共にがんばってきた仲間に感謝する
7、自由を手にし、世界を体感する
8、夢は絶対に叶うとより多くの人に伝える
9、映画という最高の芸術をより多くの人に楽しんでもらう
10、「いい人生だった」と全てに感謝して死ぬ
映画「ギャラクシー★クエスト」 ★★★★
- ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- ギャラクシー★クエスト
アメリカ(1999)
《公開時コピー》
Never Giveup! Never Surrender!
監督:ティーン・パリソット
出演:ティム・アレン、シガニー・ウィーバー、アラン・リックマン、サム・ロックウェル
トカゲヘッドの名にかけて
これぞコメディの最高傑作!!
笑わそうって思ってる映画ではなく
そこには巧妙に張られた伏線が多数ある
どうでもいい見逃してしまうようなシーンでも
それが伏線となり
笑いに変わり、涙に変わる
これまでのSFドラマや映画を
皮肉り、ブラックユーモアのセンス抜群!!
一部のスキもないくらいに
よく練られた脚本で
とてつもない完成度の高い作品に仕上がっている☆
そして
”信じる力”に涙する
たとえそれ思い込みだとしても
それは新たな真実の輝きを作り上げる
爽やかな感動を味わうこと間違いなし!!!
そしてあのセリフが頭から離れないだろう
「ネバーギブアップ!!ネバーサレンダー!!」
映画「タイタス」 ★★★★
- アミューズソフトエンタテインメント
- タイタス
アメリカ(1999)
監督:ジュリー・テイモア
出演:アンソニー・ホプキンス、ジェシカ・ラング
この作品は映画の域を越えてしまった最高の芸術
演劇出身の女性監督だからこそ
映画ではない
そして演劇でもない
新たな「芸術」を完成させてしまったのだ!!
引き込まれるどころではなく
そのイマジネーションの渦に心を奪われ
究極の”美”の虜になる
これぞ
体感する映像マジックであり
映画という総合芸術が生み出した”魔法”である