映画「緑の光線」 ★★
LA RAYON VERT SUMMER
フランス(1985) 98分
監督:エリック・ロメール
出演:マリー・リヴィエール、リサ・エレディア、ヴァンサン・ゴーティエ、ベアトリス・ロマン
【第43回ヴェネチア国際映画祭】
◆金獅子賞
◆国際評論家賞
《キャッチコピー》
約束しよう。
自由になった魂で、
きっとあなたを抱きしめる。
★ストーリー
恋に恋する彼女の理想は高く、昔からの男友達も、新たに現われた男性もなんとなく拒んでしまう。この優柔不断さを“あるある”と頷いてしまう向きも多いのではなかろうか。題名の“緑の光線”とは日没の際、一瞬見えると言われる光のこと。もちろん、それを見た者は幸福を得られると言いならわされており、主人公は愛する人と共にその光を見るのを夢見ているのだが……。
なんでもない日常を映画として魅せてしまうあたりは
巧みな技術としか言いようがないが
まだまだヒヨッコの僕には理解しがたい作品
きっといつか雷で打たれたように衝撃が走るときがくるだろう
そう思わせるほど何かが漂っている
もっといろんな経験をして
隠居暮らしになったら
また観てみよう
あの緑の光線をまちわびる彼女のように
自分が熟すのを待っていよう
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