映画「マリー・アントワネット」 ★★☆
MARIE ANTOINETTE
アメリカ(2006) 123分
監督:ソフィア・コッポラ
出演:キルステン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン、リップ・トーン
【第79回アカデミー賞】
◆衣装デザイン賞
【第59回カンヌ映画祭】
◇パルム・ドール賞
《キャッチコピー》
恋をした、朝まで遊んだ、
全世界に見つめられながら。
14歳で結婚、18歳で即位、豪華なヴェルサイユ宮殿に暮らす孤独な王妃の物語
★「ヴァージン・スーサイズ」「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラ監督が、世界一有名な王妃マリー・アントワネットを主人公に描く歴史ドラマ。わずか14歳でフランス王家に嫁ぎ、以後24時間衆人環視の不自由な日常に晒されることになる一人の少女の苦悩と孤独に焦点を当て、ヒロインの心の軌跡をコッポラ監督ならではのガーリー・テイスト全開のおしゃれでポップなタッチで綴ってゆく。フランス政府の協力の下、実際のヴェルサイユ宮殿での大規模な撮影が実現したことでも話題に。主演は「スパイダーマン」シリーズのキルステン・ダンスト。
★14歳のオーストリア皇女アントワーヌは、母マリア・テレジアの意向によりフランス王太子のもとへと嫁ぐことに。フランスへ渡り、王太子妃マリー・アントワネットとして、ヴェルサイユ宮殿での結婚生活に胸をふくらませるマリーだったが、その実態は朝から晩まで大勢のとりまきに監視され、悪意に満ちた陰口に傷つく日々だった。さらに、15歳の夫ルイはまるで彼女に興味を示さず、世継ぎを求める声がプレッシャーとなってマリーにのしかかる。そんな孤独や不安を紛らわそうと、おしゃれや遊びに夢中になり贅沢三昧を繰り返すマリーだったが…。
とくに物語としてはおもしろみがない
ただ、ソフィア・コッポラ監督の演出は素晴らしいと思う
色彩感覚や画面構成、照明に音楽
ワンショットに込める情熱を感じる
マリー・アントワネットの少女から女性への心の変化や葛藤
青春期のほろ苦い思い出
王妃でありながら
普通の少女となんら変わらない
レンズ越しに心が伝わる
女性監督ならではの繊細な表現が
やさしく物語りを包む
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